相馬野馬追
2016年 06月 30日
初めて知った時、その勇壮さに
「東北にこんな凄いお祭りが
あったとは!」
と驚きました
相馬野馬追(そうまのまおい)の由来は、
相馬氏の祖といわれている平将門が
下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、
敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが
始まりと伝えられています。
開催場所は福島県、旧相馬氏領
(藩政下では中村藩)で
相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の
三つの妙見社の祭礼として執り行われます。
甲冑に身を固めた500余騎の騎馬武者が
腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する
大迫力の甲冑競馬(かっちゅうけいば)、
神旗争奪戦(しんきそうだつせん)が
特に有名です。
平将門は「将門の首塚」で有名なので、
若い人も名前を聞いたことがある人は
多いと思います。
平安中期、東国の独立を標榜したことによって、朝敵となり討伐されました。
私はNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』を
知っている年代なので、東国のHeroという
捉え方が強いかもしれません。
その意志が脈々と
相馬の方達に受け継がれているのです。
素晴らしいですね
毎年7月の最終土・日・月曜日の3日間、
勇壮・華麗な戦国絵巻が
繰り広げられます。
今年は
平成28年7月23日(土)・7月24日(日)・7月25日(月)
に開催されます。
相馬野馬追は、1952年に国指定重要無形民族文化財に指定されています。
一千有余年の歴史を持つ
大迫力のお祭りを
これからもずっと続けて欲しいです。
詳細はこちらからどうぞ↓
相馬野馬追執行委員会公式ページ
http://soma-nomaoi.jp/index.htm
by sho_2015
| 2016-06-30 10:16
| 東北情報
|
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